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最高傑作は完成した瞬間に過去の産物になる。


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今日も一日お疲れ様です、蟲人です。

自分は産まれてから30年近く画家人生を送っており、その中で最高傑作は何十回も産まれていますが、それらは全て一瞬の間しか存在しません。

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自分の最高傑作は一瞬しか出来ない

自分の様にクリエイティブな活動をされている方々は、自分にとっての最高傑作を持っているのではないでしょうか?

勿論、自分も毎回気合を込めて描いた作品が完成すると、その度に『これは自分の中での最高傑作だ‼︎』と胸を張れるものですが、残念ながら自分にとっての最高傑作は全く長続きのしないもので、それは完成した瞬間だけのものでしかないのです。

最高傑作を完成させるという事は、クリエイターとしてはその時の自分が持っている全ての力を注いで作る事と思いますが、それは完成するもでは自分にとっての最高傑作になると確信していても、完成してしまえばその作品は過去の自分の産物となってしまうので、今現在の自分にとっての最高傑作にはならなくなってしまうのです。

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描く度に変化し続ける作品達

これは当然の事ではあると思いますが、今現在自分が描いている作品と過去に描いた作品は全然違うものになっています。

月輪蛾 日輪蛾

左側が5年以上前に描いた『月之蛾』の初期の作品であり、右側が今現在描いている(現時点で過去の作品ですが…)『月之蛾』の作品です。

両者を見比べれば一目瞭然なのですが、自分で言うのもなんですが圧倒的に右側の作品の方がクオリティは高いのですが、左側の作品もこれを描き上げた当時としては、自分にとっての最高傑作であった事は間違いなく、当時では『これ以上の作品を描けないかもしれない…』とも思っていました。

しかし、実際は5年後には当時の最高傑作などが陳腐なものに見えてしまう程のクオリティにまで進化しており、今ではこのレベルのクオリティでよく最高傑作だと自信を持っていたな…と、我ながら疑問に思ってしまうものです(笑)。

つまり何が言いたいのかと言いますと、結局その時の最高傑作はその瞬間だけの産物であり、絵を極め続けていれば必然的に画力や構想なども洗練されていくので、常に絵は変化し続け最高傑作も塗り替えられ続けると言う事です。

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一瞬の最高傑作の為に描き続ける

絵を描き続けている、或いは何かを創造し続けているクリエイターにとって最高傑作を創り出す事は、その瞬間の自分の実力を測る為の一種の物差しの様なものなのかもしれません。

その時の自分の持つ全ての力を出し切って完成させた最高傑作は、確かに最高傑作ではありますが、それは完成した瞬間に過去の作品になってしまいます。

その過去の最高傑作に何時迄もしがみ付いて自分の絵を追求する事を止めてしまう事は、過去の栄光に縋り付いて未来から目を逸らし続ける様なものです。

自分も過去に何度も最高傑作を描き上げては『これ以上の作品を描く事はない』と思ったものですが、今思えばどれもこれもまだまだ進化途中のものばかりだったと思います。

最近では『これが完成したら次はどんな風に進化した絵を描く事になるだろう?』と、最高傑作だと思っている作品であっても、次の作品で新たな変化を迎える事が当然である事を最初から考えています

そんな風に、これからも一瞬の最高傑作の為に絵を描き続けるのです。

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まとめ

最高傑作が完成した瞬間に過去の産物になってしまう事は、最初に気付いた時は中々にしんどいものでしたが、それが当たり前の事であると理解し納得してからは、逆に創作意欲がどんどん増してきている様にも思います。

最高傑作を描けば描く程、自分の絵に対する追求は加速し進化していく事が確信出来ているので、今後も最高傑作の更に上をいく作品を描いていきたいと思う、今日この頃でした。

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公開日 カテゴリー 画家の事タグ

mushihitoについて

絵と蟲と自然を愛する日本画家。 最も愛する『オオミズアオ』を自分の神様として描き続けており、それを通して自分の世界観・死生観を描こうと日々試行錯誤している。 画家を目指す人達の励みになれば幸い。 ネガティブ思考を拗らせた結果のポジティブ思考。

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