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画家として展覧会には参加すべきか否か?前編


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今日も一日お疲れ様です、蟲人です。

自分は今まで幾つかの展覧会に参加してきていますが、その経験から『美術コネクションがなく金欠気味で斜め上な世界観を描く無名の画家』の目線で、展覧会は参加するべきなのか否かを書いていこうと思います。

 

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高額な展覧会には参加した方が良いのか?

自分は今まで国内外の様々な展覧会に参加させて頂きましたが、その中には参加費用だけでも40万円程も掛かる展覧会もあり、当時の自分は未熟で画家として有名になる事に固執していたので、毎月高額な展覧会の参加費用の支払いに追われる日々を数年前までは送っていました。

しかし、今になって考えてみると悪い経験ではありませんでしたが、あまり自分にとって大きな実りのある展覧会ではなかったな、と言うのが本音であり、そもそも高額な展覧会に参加する為に毎日支払いに追われてしまい、肝心の絵を描く事に集中出来ず仕舞いな日々を送っていた様に感じます。

と言うか、高額な参加費を求める展覧会だからと言って、その展覧会の内容が質の良いもの(ここで言う質の良いとは作家にとってメリットの多いもの)であると言う訳ではありません

今まで自分は高額な展覧会に作品を出展する為に数百万円は注ぎ込んだと思いますが、それはただ作品を展示するだけの場合が殆どで、作品を販売する事は滅多になく、賞を受賞したのもたったの一度だけでした。

それでも、大きな展覧会に参加したと言う満足感や、また次回も参加して下さいとお声がけして貰える事が嬉しくて、無理をして高額な展覧会に参加し続けてしまう気持ちはよく分かります。

しかし個人的には数百万円も出して何の成果も出ない展覧会に参加する事に意味はないと思います。

…因みに、自分は幸運にもたった一度だけ大きな賞を受賞して頂きましたが、これは恐らく自分の作品ではなく、今までに展覧会に参加した回数が多かった事と、展覧会への出資が多かった事で選ばれたのだと思います(笑)。

 

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大規模な展覧会での受賞は宝くじの様なもの

では高額ではないにしても、国内外での知名度が高く大規模な展覧会には出るべきかと言えば、これもまた結果を出すにはハードルが高過ぎる部分があり、個人的にはそう言った大規模な展覧会で成果を出す事は、宝くじで大当たりを目指す事と同じ様に感じます。

まず、有名な展覧会に参加していらっしゃる『審査員』と言う方々が存在しているのですが、基本的に受賞される方々というのは審査員の方々の好みに合った作品を描かれている事が多いです。

自分は美術系の専門学校に通っていたのですが、その時にイラスト系の公募に作品を出展しようと思って色々調べていた時に、『有名どころの公募で受賞する為には、審査員の事を知って審査員に好かれやすい作品を描くのが良い』と言う情報を知った瞬間、『自分はこの業界では生きていけないな』と思ったのをハッキリと覚えています。

自分は自分の描きたい絵を描くたいから画家をしているので、受賞する為に審査員の好みの作品を描いてしまっては本末転倒です

ですので、広告やデザインなどに使いやすそうな万人向けの作品や、好き嫌いが分かれなさそうなクセの少ない作品などが、比較的受賞しやすい傾向にある様です。

 

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美術団体の影響力が大き過ぎる

日本で無名の画家が出にくい原因は、老舗の美術団体や芸大・美大などのコネクションの影響力が大き過ぎる事だと感じています。

自分は美術高校(創立してまだ2年目)とイラストレーション科の専門学校(まさかの第1期生)を卒業しただけで、現在まではほぼ独学で絵を描き続けているのですが、展覧会に参加した時には『何処の美大の出身ですか?』とか『何処か美術団体に所属されてるんですか?』と当たり前の様に聞かれます。

日本では『美大・芸大を出ていない人が画家になれる訳がない』と言う考えが根強く、一般の方々でも作品が売れている無名の画家よりも、美大・芸大出身である事や有名な美術団体に所属してい経歴などで、その画家がプロなのかどうかを判断する事が殆どです。

しかし美大・芸大の出身であっても、それを生業としている方はほんの一握りですので、この見解には個人的に賛同出来ません。

では大規模な展覧会で受賞すれば良いのでは?と思う方もいると思いますが、基本的に大規模な展覧会で無名の方が受賞される事は、先程も書いた様に宝くじを当てる様なものです。

基本的には美術団体の所属されている方々から優先的に受賞される仕組みになっているので、もしも手っ取り早く受賞して経歴を作りたいのであれば、美術団体に所属してしまうのが近道かもしれません。

しかしこれにはちゃんと理由がありまして、大規模な展覧会を開催する為の費用を美術団体の方が多く出資してくれている事が多いので、その御礼として受賞する割合が高くなっていると言う側面もありますので、それ自体が一概に悪い事だとは言えません。

 

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まとめ

今回のお話は、『美術業界に全くコネクションがなく、高額な参加費用を払い続ける余裕のないちょっと貧乏で無名な画家』である自分が、高額な参加費用を請求する展覧会と、美術団体のコネクションが強い大規模な展覧会に参加した時の体験の感想を書いただけのお話です。

ですが、もしも今現在そう言った展覧会に参加しようか否かを考えている、同じ様にまだまだ駆け出しの作家さん達がいらっしゃるのであれば、今回のお話が少ーしだけでも参考になれば良いなと思います。

個人的には本当に自分にとって実りのある展覧会は、必ずしも高額なものでも大規模なものでもないとは思いますが。

因みに、今回は前編と後編に分かれておりますので、後編では自分がお勧めする展覧会のお話などを書いていこうと思うので、そちらも読んで頂ければ嬉しいです。

 

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