今日も一日お疲れ様です、蟲人です。
数年前の自分は海詐欺紛いの高額海外展覧会へ総額200万以上をつぎ込んでしまった事で、一時期は何でもかんでも安く済ませようとしていたのですが…今は時と場合によってそこそこ良いお値段のものを購入する様にしています。
安売りは本当にお買い得?
皆さんは買い物をする時に何を基準にしていますか?
この質問に対しては多くの方々が『安くて量が多くて品質の良いもの!』と答えるかもしれませんし、実際に安売りを専門にしているスーパーや衣料品店は沢山あります。
そんな事を書いている自分も一人暮らしで上記の理由から貯金がほぼない状態(最早諦めの境地)なので、余程の事でもない限りは高額な買い物や展覧会には参加しようとは思いませんし、やっぱりスーパーでも割引されているものを買いがちですね(笑)。
そんな感じなので世の中では『安い=正義』みたいな感じで、テレビやネットニュースでもしょっちゅう節約術や賢い買い物術なんて言う特集がよく出ていたりもしますが、果たして本当に安いものばかりを買う事が良い事なのでしょうか?
安物買いの銭失い
安物買いの銭失いと言う諺がありますが意味としては…
値段が安いものは品質が悪いので、買い得と思っても結局は修理や買い替えで高くつくということ。
故事ことわざ辞典より引用
と言う、まさに安売りに関しての当を得た諺ですね。
自分も過去に安売りしているものを見付けて『ラッキー!安いから買っちゃお〜』となった事が多々ありましたが…高確率でそれらを無駄にしてしまった事が多かったので、最近では安いものよりも自分が本当に必要なものだけを買ったり、自分が本当に必要なものにはそこそこ値が張るものでもちゃんとお金を出す様にしています。
よくあるのは安売りしている食べ物を買ったは良いけれど、一人暮らしで消費が元々少ないのとお腹が弱いのでそんなに沢山食べらない事で、結果的に安く買った食べ物が消化しきれずに処分する羽目になった事が結構あります。
他にも100円ショップなどでパーツを揃えて作った可動式の棚も、最初は良かったのですが結局100円のクオリティーなので大きさが中途半端だったり、重さに耐えきれずに歪んでしまったり、動かす度にカートの車輪が取れて倒れそうになったりと非常に使い辛かったので、それを処分してニ●リさんで鉄フレームのしっかりした可動式の棚を買ってそういったストレスがなくなりました。
他にも安いものは何となくデザインや配色もちょっとダサい感じだったり、自分としては『コレが〇〇だったらな〜』『ココが〇〇だったらな〜』と微妙に自分の好みとズレている惜しい作りである事も結構あるので、あまり愛着が湧かず大事に出来ないという弊害もあります(笑)。
そんな事があったので、自分の生き甲斐である絵を描く為の画材や、趣味・嗜好に合ったものに関してはそこそこ高くてしっかりとした作りと素材のものを使用しているものを買う様にしております。
あ、例外としては在庫処分などで割引になっている時ですが、そう言った時にも安いからと言って自分に必要以上な量のものは買わない様に気を付けています。
そこそこ高いものを買う方が余程お得
先程も書いたのですが、安いものって自分の好みと若干ずれたモノやデザイン・配色がダサいモノが多い上に、100円ショップなどで買ったものに至っては安過ぎるので、もしも失くしたり壊れたりしても『またすぐ帰るからいっか〜』と安易か気持ちになりがちで、結果的にそこそこ高いモノを買うよりも買い直しなどでそっちの方が高く付く様になりがちです。
ですので、やはり自分の生き甲斐や趣味で使うもの、仕事や学校などで頻繁に使用する機会の多いものなどに関してはケチらずにそこそこ高いモノを購入した方が結果的にはお買い得です。
やはりある程度根が張るものはその値段に比例してデザインや配色も素晴らしいものである事が多く、素材や作りもしっかりとしているので壊れにくく、何よりもそこそこの値段で購入したという事実があるので買った自分自身も『大事に使おう』と思えるものです。
食べ物だって安いものは安く売る為に食材や調理の手間や人件費を省いている事で安いなりの味と品質である事が多いので、たまに外食なんかして同じ食べ物でもそこそこ良い値段のものを食べるとやはり美味しいですね。
安いからと言って何でもかんでも買う事は結果的にはただの散財にしかなりませんし、自分にとって大事な所でお金を使わなければ本当の意味で満足のいく買い物はいつまで経っても出来ないでしょう。
まとめ
以前ハンドメイド作品の値段について書いた事がありますが、自分が描いている絵やハンドメイド作品もクリエイターの方々がそれぞれ手間暇をかけて製作しているのでそこそこの値段になるものです。
その分作品はしっかりとした作りであったり素材にもこだわりがあったりするので、購入した場合には値段相応かそれ以上の満足感を得られる事は間違いないと思います。
良くも悪くも安売り文化が根付いてしまっている現代ではみんな少しでも安く済まそうと考えがちですが、本当に安く済ませたいのであれば最初からそこそこ根の張るものを購入する方が賢明な判断なのではないでしょうか。