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なんとなく好き…って大事な感覚。



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今日も一日お疲れ様です、蟲人です。

一目見て好きになったとか、なんとなく好きになったと言う感覚って、結構大事な感覚なんですね。




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作品に対する『好き』と言う感覚

皆さんは、今自分が『好きな』ものをどうして自分が好きになったのかを知っていますか?

例えば自分は高校生時代に一目惚れしたオオミズアオや、作品に描いている月や星空、朝の澄んだ空気、爽やかな味と香りの紅茶などなど…自分も『好きな』ものは沢山あるのですが、『どうしてそれらが好きなの?』と聞かれてしまうと『何となく…?』と言った感じに非常に曖昧な感覚で、しかし何らかの選択肢では必ずそれらを選んでしまうくらいには好きです。

しかし自分の好きなものを説明する時に『何となく好きなんだよね』と答えてしまうと『それって本当に好きなの?』と感じてしまう人もいらっしゃる様で、自分の好きなものならば何時間でも語り尽くせないと駄目!と思い込んでる人もいるかもしれません。

まあまあ確かに好きなものに対して相当の年季が入っていれば語る事は出来るかもしれませんが、普通は特に理由は分からないけど『何となく好き』と言う感覚は結構大事な感覚であると思います。

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『好き』な理由を探すのは禁物です

最近自分が読んでいて面白かった本があるのですが…

此方の本は人間が物事をどう捉えて理解しているのかを比較的に分かりやすく書いてくれている本なのですが、その中に面白い文がありました。

その文章と言うのは、人間は自分の好きなものに対して好きな理由を言語化してしまうと満足感が低下すると言うものです。

これに関しては、自分が好きなものに対して『何故好きなのか?』と言う事を言葉にしてしまうと、当初そのものに対して抱いていた『好き』の感覚と、言葉として後付けしていくそのものに対する『好き』の感覚にズレが生じて、結果的に最初は好きだったはずのそれが最初ほど好きではなくなってしまうと言う『言語隠蔽効果』と言う現象らしいです。

この文章は中々に目から鱗な事実だったのですが、確かに自分が直感的に『好き』になった事を後から言葉にして説明しようとすると、話し終わった後に『あれ、自分そんなに好きじゃなかった気がする…』と言う感覚になる時があります…なので自分は自分の生き甲斐である絵や自分の『神様』や『理想郷』に関しては多くを語るまい…。

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『好き』の理由なんて探さなくて良い

自分の『好きな』ものが実は好きじゃなかった…⁈なんて残念な感覚に陥らない為にも、自分が『本当に好きな』物事に関してはわざわざ理由付けなんてしなくて良いと思います。

自分なんかは何時も直感や感覚で生きているので、ぶっちゃけ『この絵はどんな気持ちで描いているんですか?』とか『どうして〇〇が好きなんですか?』と聞かれても『何となく好きだからです』としか答えられません。

物事に対して自分達が感じる『好き』と言う感情は思っている以上に非常に繊細で綺麗な感情なのかもしれません。

絵に関してはある程度後付けで意味合いを付ける事は簡単なんですが、本当に自分が直感で『好き』になったものって雷が落ちたみたいな衝撃的な感覚なので、個人的には逆にその衝撃を説明する事が出来ないから絵を描いていると言う部分もありますし、何よりもその『好き』な感覚を言葉にして説明してしまう事が勿体無い気もするのです。

自分が『好き』になったものに対する言葉に出来ない『好き』と言う感情は、お気に入りの宝物を誰の目も届かない場所に大事に大事にしまっておいて、自分1人でこっそり楽しむ感じでも良いのではないでしょうか。

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まとめ

最近も書いたのですが、自分は絵を描く事に関しては最早『好き』と言うレベルではなく、睡眠や食欲の様な生きる為に必要不可欠な『生理現象』の様な事になっているので、どうして生理現象が起こるのかを語れと言われても難しいですよね…多分そんな感じです(笑)。

自分の好きなものに対して自分が持っている感覚と完全一致する事が出来る人であれば、自分の好きな事に対してドンドン語れば良いと思うのですが、そうでない人は自分の好きなものを無理に語らず心の中で『自分はこれが好きなのだ…』と、ひっそりと信仰していれば良いのではないでしょうか。

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