今日も一日お疲れ様です、蟲人です。
生活費を抑えようと考えた時に真っ先に食費を切り詰めるのは、長期的に考えるとあまり良い判断ではないと思います。
生活費を節約する時…
バブルが崩壊してからず〜っと不景気が続く日本ですが、昨今では新型コロナウイルス も相まって益々不景気に拍車がかかっており、収入が今までよりも激減された方は多いのではないでしょうか。
自分は働くよりも絵を描く事の方が大事!と言う考え方を貫いており、そのお陰で元々働く時間や日数は最低限に留めていたので、お金がない暮らしには割と慣れていますが、それでも日々の生活では出来るだけ無駄遣いを減らして生活費と画家活動費を確保する事に、ない頭からあれやこれやとアイディアを絞り出しております。
そんな時、皆さんは生活費の中で何処から節約を始めるでしょうか?
食事は全ての土台となっている
かなり前に本だかテレビだかで拝見した方で、バンドマンを目指して上京し都会で暮らしている男性の方が、日々の生活費を節約する為に毎日塩むすびだけを食べていると言うお話を聞いた事があります。
自分も貧乏画家なので、自分の好きな事に出来るだけお金を回したいと考えて生活費を切り詰めるのはよ〜く分かるのですが、真っ先の食費を減らす事はまったくもってオススメしません。
今自分たちが健康なのは日々の食事をキチンと摂っているから保たれているのであり、その土台となっている食事をいい加減なものにしたり取らなかったりしては幾ら若くても不健康になってしまいますし、精神的にも不安定になり易くなるのです。
よく空腹を満たす為だけに菓子パンや炭水化物の多い食事を食べる人も多いですが、炭水化物ばかり摂っていると糖分を多めに摂ってしまいがちなので、短期的には空腹を紛らわす事は出来るかもしれませんが、実際には菓子パンや炭水化物だけでは非常に燃費が悪いだけではなく、長期的に見てみると糖尿病などの生活習慣病に罹り易くもなってしまうのです。
そうなってしまうと食費を削って節約するどころか、食事を疎かにしたツケによって大きな病気を患ってしまい、その治療などに莫大な費用がかかってしまう可能性の方が大きいのです。
ご飯はちゃんと食べましょう
自分は元々お腹(特に腸)が丈夫ではないので一度にたくさんの量を食べる事が出来ないのと、基本的に面倒臭がりで絵以外に関しては手間を取りたくないと考えているので、一回の食事の量は少なめなですが、その分栄養価が高く胃腸に負担があまり掛からない食事(卵や納豆、消化の良いうどん、ヨーグルト+フルグラ、そのまま食べられる果物etc)をこまめに摂るように意識しています。
自分はかれこれ5年以上一人暮らしをしていますが、基本的に食事は自炊する事を心掛けており、職場にもほぼ毎日お弁当を持参していますが、月に一度くらいは外食をしたり、半月に一度くらいは職場の食堂でご飯を食べる事もあります。
そんな感じなので1ヶ月の食費は¥15000〜20000程になっていますが、恐らくはもう少し食費を節約する事も可能かもしれませんが、個人的には自分が食べたいと思ったものを食べつつ、栄養価の高い食事を意識して健康が保てるのであれば、ここで食費を節約して身体を壊して余計な治療費などにお金を使う事を考えたら、これ以上無理に食費を節約する必要はないと思います。
それよりも、仕事帰りにコンビニで余計な買い物を減らしたり、スマホゲームに必要以上に課金をしないようにしたり、家の中の失くし物を減らして無駄使いを抑えたりする方が節約に繋がると思います。
本当に無駄遣いをしている部分が何処なのかをしっかり把握して、それでもど〜しても節約する場所がなくなったら、最終手段として食費を見直してみれば良いのではないでしょうか?
まとめ
自分は今現在一番生活費を圧迫していると感じているのがスマホ代と、今年の9月で漸く完済出来る奨学金の返済ですね…とは言っても奨学金も利子が無いものなのでまだ負担は軽いと思います。
それ以外は個人的には節約するべき部分はないと感じているので、生活費だけで計算すると毎月11万円くらいあれば特に不満も不便もなく生活は出来ます。
結局のところ、現代は物欲主義・所有主義の様な部分が大きいので、本当なら必要のないものなのに見栄やつまらない欲求に為に買ってしまって、大事な部分にお金を回せなくなってしまう悪循環に陥りやすくなっているのかもしれません。
本当に節約をしたいと思うなら、まずは自分自身の欲求をコントロールしてあげる事が一番なのかもしれませんね。