今日も一日お疲れ様です、蟲人です。
割とスキルが高かったりスキルの種類が豊富な人なのに、何故か職場では雑な扱いを受けているのは何故なのでしょう?
自分よりもスキルは高い筈だけど…
自分が現在お世話になっている職場には、自分よりも勤務歴が長い上に結構スキルも高かったり、スキルの種類が豊富な人がいます。
もう少し詳しく書くと、その方は派遣会社を通して色んな仕事を経験されたり、フォークリフトなどの免許も所有していたり、年齢も結構言っているので色々な話も出来る人なのですが…側から見ても職場での扱いが雑と言いますか、折角色んな仕事を経験していたり、フォークリフトの免許を持っていたりするのに、それとは全く関係のない仕事ばかりをされています。
皆さんの身近でも、こんな人が職場に一人か二人居る事もあるのではないでしょうか?
スキル『だけ』じゃ信用されない
このブログでちょこちょこ書いておりますが、自分は人間の心理や行動に関する書籍を読んだり、コミュニケーションに関する情報を調べる事が好きなのですが、そう言った事が高じて来ると実際に人を観察してどうなっているのかを観察する癖が付いてしまいがちです(笑)。
で、今回冒頭で御紹介した方も観察や周囲の人からの情報を確認してみると、その方は先程書いた様に様々なスキルや経験を持っているのですが、その自信が災いして自分の価値観や考えに固執する事が強い傾向がある様で、その価値観や考えを周囲の人に押し付けてしまう傾向にある様でした。
例えば派遣会社に対して自分の考えにそぐわない事があればすぐに文句を言ったり、仕事に関して他の人に説明する時にはその経験の多さから自然と上から目線になってしまったり、少しでもルールと違う事をしている人を見かけると延々と注意をしてしまったり…と言う感じです。
要するに高いスキルや豊富なスキルを持っているのに、周囲の人と適度な信頼関係を築くスキルだけが少々不足しており、そのせいで自分のスキルを生かすチャンスを自分で見逃してしまっているのです。
仕事がデキる人は…
自分がお世話になっていた人から聞いた『本当に』仕事がデキる人と言うのは、指示された作業を的確にこなす事は基本のキであり、それ以上に仕事を円滑に回す為に周囲の人とも上手くコミュニケーションを取れる人でもあると言う言葉が、とても印象的で自分の中に今でも残っています。
そもそも仕事とはたった一人で回せるものではなく、必ず誰かしら別の人との関わりが発生するものであり、それを無視して自分一人でやろうとするのは本当の意味で仕事をする事を理解していないのだと思います。
だからこそ今回御紹介した方も、自分のスキルの高さや豊富さに自信を持っているけれども、周囲の人に自分の価値観や考えを押し付けては相手の価値観や考えを否定する事が多い為に、結果的に上司や同僚から信用されなくなってしまい、そのスキルを生かす事なく適当な仕事を割り振られてしまう事になってしまうのかもしれません。
逆にその事を理解して気を付けていれば、自分の様に特別に高いスキルを持っていなかったり、他の業種の経験が不足していても、コミュニケーションが取れると結構アレコレ仕事を任せてもらえる事が増える(勿論任されたからには可能な限り期待に応える必要はある)ので、スキルの高さや豊富さと一緒にコミュニケーション力も鍛えておけば最強かもしれません。
まとめ
以前お世話になっていた職場でも、聞いたら驚く様な高学歴の人が結構居たのですが、最初は何故こんな場所で働いているのか?と疑問に感じたものですが、実際に話してみるとコミュニケーションに難ありな事が結構多かったです。
本人も何故自分のスキルの高さが評価されないのか疑問に感じているにはいるらしいのですが、残念ながら周囲の人からも浮いてしまっているので指摘してくれる人もおらず、結局『ここでも自分は評価されなかった』と思って別の職場に行くのです。
自分の個性を維持する事も大事な事ではありますが、それと同時にその個性を活かす為に周囲の人から信用を得られる人間関係を築く事も大事だと思います。