今日も1日お疲れ様です、蟲人です。
自分と似た価値観や思考を持つ方々と話をする事は、その価値観や思考をより良いものにする為に必要な事であると思います。
自分と似た価値観を持つ知人達
自分はプライベートではあまり人と付き合う事を好まない人間で、休日なんかは一人で過ごす方が断然好きなのですが、そんな性分なのでプライベートで付き合う人数もかなり少なく頻繁に絡を取ったり会う事もかなり少ないです。
そんなコミュ障な自分と付き合ってくれる貴重な友人知人達ですが、みんなそれぞれ様々な家庭環境や性格の持ち主ではありますが、根っこに持っている価値観や思考は割と似ている部分が多いせいないのか、頻繁に話したり会わなくても不思議とお互いにタイミングが分かったり、数ヶ月ぶりや数年ぶりに顔を合わせてもまるで昨日の続きからの様にスラスラと会話が出来るのです。
同じ価値観でも違う事は多い
よく『自分と違う価値観の人と付き合いなさい』と言いますが、確かに自分と全く違う考え方の人と話をすれば新鮮な気持ちになりますが、同じ価値観や思考の持ち主でもその人の家庭環境や性格、そして今までに経験してきた事によっては考え方やモノの捉え方に大きな違いが出てきます。
例えばある同年代の友人は結婚をして子供を持つ主婦として生活しているので、主婦目線のモノの捉え方だったりしますし、ある年下の友人は若い世代特有の敏感な感性を持ったモノの捉え方もしますし、あるクリエイターの友人はクリエイターならではの目線からモノを捉えたりと、同じ価値観でもモノの捉え方が変われば違った意見を聞く事が出来ます。
最近面白かったのは、同じくクリエイターの作家さんと話し込んでいた時、そのクリエイターさんの友人が高価な有名ブランドのバッグを購入する際、別の友人が『そんな高いものを買うなんて!』と文句を言っていたと言う話で、バッグを購入した友人は『有名なブランドで高いものだから丈夫だしメンテナンスして長く使えば値段の元は取れる』と言う発想の持ち主であり、本人が納得して購入するのだから変な文句を言うな?とその作家さんは思ったそうですが、自分としては文句を言った友人は自分が欲しくても高くて買えないブランドのバッグをヒョイっと買ってしまう友人が羨ましかったのでは?と言う意見をして、その友人の作家さんは『そう言う捉え方もあるのか〜』と納得してました。
この作家さんは良い意味でお金持ちさんなので、お金のない生活に慣れている自分とはモノの捉え方がやはり違うんだな〜と感じたものです。
同じ価値観で弊害のある付き合い
同じ価値観でも、こんな風に生活環境や本人の性格などでも意見はかなり変わってきますし、その価値観に至るまでに経験した物事もだいぶ違うので、自分としては同じ価値観の人と付き合う事は決して悪い事ではないと思います。
同じ価値観でも弊害が出てしまう付き合いは、その価値観を絶対的なものとして他の価値観を受け入れない閉鎖的な付き合い方であると思います。
『〇〇はこうあるべきだよね!』『〇〇じゃないとおかしいよね!』と言う断定的で否定的な価値観は他の価値観を受け入れる事が中々出来ないので、一緒に居ても成長する部分が少なかったり、目新しい物事に対しても消極的なので、俗っぽく言うとイノベーションが生まれにくい感じです。
少なくとも自分と付き合ってくれている希少な友人達は、他の価値観に対して『自分はあんまり好きじゃないな〜』と言うモノがあっても『でもそう言う価値観もあるよね〜』と柔軟に捉えるスタンスなので、お互いに遠慮なく言いたい事を言い合えたり、新しい場所や物事にもグイグイ挑戦していく事も多いので、一緒にいるだけでもかなり新鮮な体験が出来ます。
同じ価値観の人と話をする事の意味は、お互いに新しいアイディアを見付けたり価値観や思考を広げていく事が出来る事であると思うのです。
まとめ
人間、どうしても自分と似た境遇・似た考え方・似た生活スタイルの人と一緒に居たいと考える生き物ですが、付き合っている人達がオープンマインド且つポジティブな思考の持ち主人達なら良いですが、閉鎖的な価値観で毎日文句や愚痴しか言わない様なネガティブな人達だと、悲しい哉自分もそう言った人達と同じ価値観や思考になるものです。
それならば付き合う人数は非常に少ないものであっても、一人一人がオープンマインドで、様々な物事に対して好奇心を持ち、新しい物事に対して積極的に挑戦していく様な人達であれば、人生はかなり楽しく良質なものになると思うのです。