今日も一日お疲れ様です、蟲人です。
何かとイラっとする事がある人生ですが、一度人生のどん底を味わうと逆にメンタルが安定する気がします。
最近のストレスを考えてみて…
最近のブログで自分のストレスの原因について①と②で考えてみましたが、ブログの良い所はこうした自分の内面の問題を書き出し、客観的に観てみる事で『いや別に大した事じゃね〜じゃん』と思える事です。
実際にこのブログで書き出してみて、特に心身の調子が整っている時に読み直してみるとやっぱり大した事じゃないな…と気付くと同時に、そう言った些細な事に反応してしまうときの自分は心身が不調な時だから、普段から心と身体の健康は気を遣わないといけないな、と改めて気付いた次第です。
同時に、今までの30年の人生の中で最もどん底にいた時の事を思い出してみて、その当時に比べたら大した事がない事に気付いた事も、最近のストレスを緩和させる手助けになったと思います。
割と本気で死ぬ事を考えた時期
自分のブログを読んで下さっている方々は、このブログで何度か書かせて頂いているのでご存知かもしれませんが、自分は数年前に人生のどん底…もとい人生の地獄を味わった事があります。
それは半年〜1年の間に立て続けに起きた事ですが、詐欺紛いのアート会社で総額200万円近くの大金を訳の分からない展覧会の出店費用としてカモられたり、海外の展覧会に参加する為の出展費用を肩代わりしてくれた人から職場を巻き込んだストーカー被害を受けたり、最初は親身になっていた人が本性を現して半日延々と罵詈雑言を浴びせられたり…。
人によっては大した事がないと感じるかもしれませんが、当時20代半ばの自分としてはこれらの出来事はかなり精神的にキツかったし、しかも関わった人はみんな当時所属していた職場の人だった事もあり、仕事中にもネチネチ嫌がらせをされる事も多かったので、今思い出してもちょっと気持ち悪くなります。
この事で1ヶ月程は精神的に塞ぎ込んでしまい、後にも先にもこの時程本気で『いっそ死んだ方が楽じゃないかな…』と考えた事はなかったです。
あの頃に比べれば大した事はない
結局人生のどん底で這い蹲っていた時に、心友や家族、そして自分にとって唯一の生き甲斐である絵を支えにして心機一転、そこからは愚直に自分の描きたい絵を描き、自分が本当に求めている画家としての人生を探し続けて数年、漸く今の状態にまで持ち直す事が出来た訳です。
正直もう2度と人生のどん底は味わいたくない!と思うのですが、しかしあの時に人生のどん底を味わったお陰で、その後も様々な出来事に遭って憂いる事があっても『いやあの時に比べたら屁でもないね〜』と、色んな事を受け流し図太く生きられる様になれたと思います。
そして、自分自身がそういった経験をしてみて気付きましたが、世の中いつも笑って生きている人達はみんなそれぞれ人生のどん底を味わった経験があり、そこから立ち直ってきたツワモノ達なのだと思います。
逆に言えば、他人に対して誹謗中傷をする人や、何かを頑張っている人を扱き下ろす人は、人生イージーモードでしか生きていない人だと思うので、今何かを頑張っている人や人生のどん底から這い上がる途中の人は、気にせずどんどん自分の人生を進んでいけば良いと思うのです。
まとめ
自分は人生のどん底を味わった事で、自分が世の中や大人をナメていた事実を矯正するキッカケになったし、自分の欲望を他人の思惑の利用されない様に気をつけるきっかけにもなったし、何より日常の些細な出来事に対して『だからなんなんよ』と図太く構えられる様になったので、結果的に考えれば自分にとっては悪い経験ではなかったと思います。
しかし、世の中はみんなそう言った人ばかりではないので、人によっては本当に死を選んでしまう事も少なからずあるので、辛い時には信頼出来る人、心友、家族などに相談するようにして下さい。
取り敢えず、自分にとって絶対に譲れない生き甲斐や、無心になって没頭出来る好きな事があるならば、それを続けていれば何かしら実を結ぶものです。