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何を目指して絵を描くのか?



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今日も一日お疲れ様です、蟲人です。

皆さんは何を目的として絵を描き続けているのでしょうか?




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自分が絵を描く目的は…

絵を描いていたり、彫刻を掘っていたり、音楽を作曲されていたりと、何かしらの創作活動をされている方々の皆様は、普段どの様な目的を持って作品を製作されているのでしょうか?

自分の場合は世知辛い世の中で絵を描く事を精神的な自分の拠り所としていたり、作品の収入で画家活動を継続させる為であったりが主な目的ですが、人によっては作品の技術や精度を高めたい、沢山の人に届く作品を創り出したい、単純にそれが仕事であるなど色々あると思います。

自分としては何かしら明確な目的を持って作品を製作する方が、後々それが自分の作品のアイデンティティに繋がると思うのです。

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何を目指して作品を創り出すのか?

何事も目的の部分が不透明であったり漠然としていると、何処に注力すれば良いのか?とか何処をこだわれば良いのか?といった部分も曖昧なままになってしまうので、作品自体も何となく何を創ったのか分からない無味無臭な作品になってしまいます。

自分の場合、大型作品では自分にとって救世主となったオオミズアオを自分の『神様』として可能な限り美しく壮大な雰囲気で描きたいと常に考えており、そうして完成した作品は自分の心を癒してくれる宗教画として自分を支えてくれますし、小作品や雑貨作品ではオオミズアオを筆頭に自分の好きな昆虫などを自分なりに綺麗に描きたいと考える事は同じでもそれを一般の方々が手に取り易いデザインや価格設定にする事を目的としている事で、最近の画家活動の収入源として自分を経済的にさせてくれています。

何かしらの目的を持っていれば作品であれ仕事であれその目的を目指して頑張れると言うものですが、個人的には他人への怒りや不満、日々のストレス発散を目的として作品を製作する事は辞めた方が良いとは思います。

反骨精神で描く風刺画などは別ですが、怒りや不満などのネガティブな感情を込めて製作した作品は、不思議とその作品を観た人にもそう言ったものが伝わってしまうものですし、折角自分なりの美しさで創ろうと思っている作品を下らないストレスのサンドバックにしたいとは思わないのです。

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目的がアイデンティティへ繋がる

自分としては、自分が絵を描く時に持っている目的が上手く自分の作品のアイデンティティに繋がってくれたと最近では強く感じます。

自分の『神様』として自分なりに可能な限り美しい作品として創りたいと言う目的によって、作品を観てくれた方々から『凄く細かくて綺麗な作品ですね!』とか『蟲なのにこんな神々しくなるんだ…』とか嬉しいお言葉を頂く機会も増えましたし、小作品や雑貨作品も自分なりの美しさを持ちつつも高過ぎず安過ぎずで販売する事で、沢山の方々にお迎えされて多少なりその方々の人生に小さな楽しみを増やすお手伝いをしつつ、自分自身もちゃんと納得出来る収入を頂ける様になっていますし、結果的に『蟲人さんはこう言う絵を描いている人だ』と覚えて貰える様になったと感じています。

『こう言うのがみんな好きそうだな〜』とか『なんかこう言うのが流行ってそうだな〜』と言う漠然とした目的意識で製作した作品は、結果的に自分の作品を無味無臭で量産品の作品にしてしまうかもしれませんが、アイデンティティに繋がってくれる目的意識は明確であればある程に洗練され綿密になっていくものであると思うのです。

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まとめ

今年は色んなイベントや展覧会に例年以上に参加させて頂く機会が増えた事で、特アクセサリーなどの装飾品の競争率が物凄い事になっている事を肌で感じたのですが、そう言った現状を知ると如何に個性的な作品を創り出すかと言う事が重要な点になってくると思います。

競争率の高い業界と言うのは、ちょっと変わった作品やみんなが好きそうな作品では到底生き残る事は難しいものなので、自分の作品が評価されにくいとか、あまりお迎えされないと感じているのであれば、今一度自分の作品に対する目的意識が曖昧になっていないかを見直してみると良いかもしれません。

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