今日も一日お疲れ様です、蟲人です。
買い物などでついつい浪費してしまう人は、我慢が出来ないと言うよりは自分にとって本当に必要なもの、本当に欲しいものが把握出来ていないのかもしれません。
割と無駄なものは買わない方です
自分で言うのは何なんですが、自分は出先で余計なものはあまり買う事が少ない方であると自覚しています。
それは自分が家にこもって絵を描いている方が好きと言う事もありますが、出掛ける時は基本的にアイディアが出なくてモヤモヤしている気持ちを切り替える為だったり、製作に必要な画材や日用品がなくなった時の補充であったりと、自分なりに明確な理由が存在しているから買い物に出掛けるのです。
だもんで、『暇だから買い物に行く』とか『ストレス発散の為に散財する』と言う感覚が自分はあまりなく、余計な買い物…つまり買ってから後悔する事はあまりないのです。
我慢するのではなく正しく選ぶ
散財を減らす方法として手っ取り早いのが『余計なものを買わない』事ではあると思いますが、ぶっちゃけそれが出来ていたら最初から散財などしないと言うのが本音であると思います。
散財をしない為の要点としては、まず自分が欲しいものや必要なものをハッキリさせ、更にそれを明確に区別しておく事です。
具体的な例を言いますと、自分は子供の頃からはらぺこあおむしが大好きなのですが、はらぺこあおむしがデザインされた商品は世の中に沢山存在します。
それはペンケースであったり、弁当箱であったり、エコバッグであったり、ポスターであったり、ぬいぐるみであったりと、兎に角多種多様に商品が存在するので、ただ『はらぺこあおむしが好き!』と言う感情だけで買い物をすると、いくらお金があっても足りない状況になってしまう訳です。
自分の場合は此処で『この中ではらぺこあおむしが使われていて、尚且つ自分にとって必要なものはないだろうか?』と、一旦冷静になって考える訳です。
そうすると、自分にとってペンケースは学生でもないので使い道がないし、狭い部屋ではぬいぐるみは邪魔になって画家活動に支障が出る可能性があるけれども、弁当箱はアルバイトで使えるし、自炊をしている身としてはエコバッグは使い道が多いし、ポスターは玄関ドアや壁など邪魔にならない場所で飾れるので問題ない!と言う結論が出せるのです。
つまり、自分が欲しいものと自分にとって必要なものとがマッチングした時にだけ買い物をするようにしているのです。
人間の欲求はキリがない
前回書いたお金は貯めずに使うと言う記事でも書きましたが、現代の経済は大量消費や薄利多売が主流となっており、商品やサービスを販売する側としては兎に角商品を買ってもらう事に躍起になっているものです。
ですので、例えば流行りのアニメや漫画のキャラクターや大手企業のマスコットキャラクターなどを商品に使う事で、それらのファンの方々に沢山の商品を買って貰える様に試行錯誤をしたり、買う側にも『〇〇のファンだから〇〇の使われたものは全部買いたい!』と言うツワモノがいてくれるからそういった商品での売買が成り立っているのです。
しかしです、そうした人間の欲求は底なしであっても所有出来るモノの量やそれらを手に入れる為のお金には限度がありますし、好きなものの為にだけお金を使い続けてしまえば日常生活が破綻してしまうので、何処かで好きなもを買い続ける欲求を制御しなければなりません。
その際に『欲しいけどお金がないから我慢しなくちゃ…』と欲求を無理矢理押さえ込んでしまうと、逆にリバウンドを起こして更に浪費をしてしまったり、買えない事への憂さ晴らしをモノや人にぶつけてしまったりと、あまり良い結果にはなりません。
先程自分が書いた様に、自分が欲しいものと必要なものをハッキリさせると同時に明確に区別する事で、自分の好きなものが使われている上に自分にとって必要なものだけを買う様に意識する事で、自分にとって必要なのを正しく選ぶ事が出来るのではないでしょうか。
まとめ
現代では安くても良い感じの所謂『プチプラ』商品が所狭しと陳列されているし、大量生産の技術も向上している事で安価な値段なのに良い仕上がりの商品も沢山あるので、自分でもついつい余計なものを買ってしまいそうになる事が増えています。
それでも、『どうせ好きなものを買うなら実用的なものが良い』と言うブレない判断基準のお陰で衝動買いを防げていますが、あまり深く考えずに買い物をしていたらとっくに破産していますね(笑)
好きなものを買って後悔する様な事はしたくないので、今後も自分の好きなものと必要なものとがマッチングした時以外は買わない様に自戒したいですね。