今日も一日お疲れ様です、蟲人です。
物事は1つの視点から見るよりも、複数の視点から見た方が道が広がります。
SNSはいいねよりも…
SNSの普及した昨今では、アマチュアでもプロでもSNSを使って自分自身や作品を気軽にアピール出来る様になりましたが、定期的に出てくる悩みとして『作品を出しても中々いいねが付かない…』と言うものがあります。
かく言う自分も画家としてSNSを多用しておりますが、やはりいいねが中々増えないと『あんまり自分の作品って見て貰えてないのかな…』とガッカリしていたのですが、先日仲良くして貰っている作家さんから『いいねよりもアクティビティを確認した方が良いよ』とのアドバイスを受け、早速アクティビティを確認してみると…何といいねが100未満であっても実際には1000人以上が閲覧してくれている事が分かりました!
こんな風に、一つの視点からの評価だけに拘るよりも複数の視点からの評価を見る様にすると、特にアマチュアやセミプロの作家は結構前向きになれます。
1つの視点に囚われない
SNSのメリットでありデメリットである部分は、いいねやフォロワーの数など表面的な数だけでその人自身や作品を簡単且つ手軽に評価出来ると思い込んでしまう事であると思います。
表面的な数だけで自分や作品の評価を決めてしまうと、先程書いた様にいいねやフォロワーの数が少ないと言う理由だけで『自分は作家には向いていない』とか『自分の作品は評価されないものだ』と思い込んで、折角の才能を手放してしまうのは非常に勿体ない事だと思います。
自分は友達の作家さんから教えて貰ったアクティビティを見る様になってからは、表面的ないいねの数よりもアクティビティで実際に自分の作品を閲覧してくれた人数や、投稿からプロフォール欄にまで足を運んでくれた方々の人数などを知る事が出来るので、『今回はいいねが少なかったけどその倍以上の人達が作品を観てくれてる!』と、以前よりもいいねの数が気にならなくなりました。
そして、SNSはTwitter、Instagram、Facebookと様々なものがあり、それぞれが文章の投稿の手軽さや写真の観やすさなど特化した部分が違うので、1つのSNSだけではなく他のSNSを併用して違う客層へ発信する事で『コッチのSNSではイマイチだったけど別のSNSでは沢山観てくれてる!』と言う事も結構あります。
視点を増やせば道も広がる
現代はSNSが当たり前のツールとして浸透しているので、どうしてもそちらでの評価…いいねやフォロワー数など一目で分かる評価を気にしがちですが、そもそもにこの世界にはSNSを利用していない方々もまだまだ沢山いますし、当たり前ですがSNSを利用されていない方々がSNSでしか情報発信していない人を評価する事は出来ません。
ですので、自分自身や作品などを発信したいと考えているのであれば、発信場所や評価基準を1つの場所に限定するよりも複数持っている方が効率も良いですし、自分自身のメンタルや意欲の維持にもなると思います。
自分の場合、SNSは作品やイベント参加情報の発信場所であって作品の価値を決める場所だとは思っていませんし、冒頭で書いた様にいいねの数よりもアクティビティで実際にどれだけの人が作品を観てくれたのかを確認するので、いいねが少ない=作品を観てもらえないとは思いませんし、イベントや展覧会の会場ではSNSでは繋がりがなかった方々と直接出逢える事も多いので、自分のファンの方々がSNSにしか存在しないとは思っていないのです。
物事って何でもそうですが、1つの視点だけで観ていると問題が起きた時に対処出来ませんし、行き詰まった時も新しいアイディアが見付けられないので、複数の視点から物事を観る習慣を持つ事は重要であると思うのです。
まとめ
人間、目に見えない評価よりも一目ですぐに分かる表面的な評価をついつい気にしがちですが、SNSって投稿する内容よりも時間帯によって閲覧数が劇的に変わってしまう事もありますし、投稿がバズるタイミングもその時のタイミングなどの運に左右される部分が大きいと思います。
結局の所、SNSで頑張ろうがイベントや展覧会で頑張ろうが、本人が『やっぱり自分は駄目かもしれない』と諦めたら、それで全て水泡に帰す事は紛れも無い事実なので、特に作家活動をされている方々は他人からの横槍は気にせず、ゴーイングマイウェイで創作活動をすれば良いと思います。