今日も一日お疲れ様です、蟲人です。
自分がプライベートで会う数少ない友達に共通する事が、最近見えてきた気がします。
数少ない自分の友達
自分は職場やイベント会場などでは、割と『蟲人さんって面白いですね!』とか『蟲人さんっていつも元気ですね!』とか言われますし、実は人見知りなんですよ〜なんて言えば『そんな風には絶対見えない!』なんて言われたりもします。
ですが、人見知りであると言うのは紛れも無い事実であり、実際、自分は職場やイベントで付き合いのある人とプライベートで関わる事はほぼ皆無です。
そんな自分とプライベートでも付き合ってくれている友達は極々少数いるのですが、最近その友達に共通する部分がある事に気が付きました。
友達に共通する部分
自分の友達に共通している部分は、恐らくは良い意味で他人に対して期待を持っていない事であり、自分がやりたい事は他人にして貰おうとせず自分で積極的に動いて叶えている部分であると思います。
まず高校生時代からの付き合いであるOさんはデザイン会社で働いていたのですが、暫くして結婚をして子供が欲しいと言う事で積極的にお見合いをした結果、今は趣味の合う良い旦那さんと結婚して子供も2人授かっており、前の職場で出逢ってから仲良くしているMさんは自分よりも年下ではあるけれどかなり行動的で、美術館で面白そうな企画展があればすぐに誘ってくれたり、純喫茶巡りが趣味で一緒に行っていたら自分も好きになっていましたし、今はコロナが治ったら留学してみたい!と言う事で通信大学に通いながら語学を勉強していますし、イベントで知り合ってから懇意にしてくれている作家のYさんは兎に角自分がやりたいと思った事に対して果敢に挑戦して楽しんでおり、まさに好きな事で収入を得ている典型的なお手本の様な人です。
みんな自分がやりたいと思った事を他人任せにせず自分から率先して行動して手に入れており、また自分の欲求の為に一方的に他人を利用する様な利益目的の関わりを押し付けてきていないのです。
お互いに自立している事が望ましい
自分としては、友好な友達関係を構築するのにはまず双方が自立出来ている事が大事であると思います。
ここで言う自立とは、経済的な自立と言うよりも精神的な自立の事であり、幾ら経済的に自立して一人暮らしをしていたとしても、実家からの仕送りで殆ど生活しているとか、自分の収入に対して支出が多いなどの金銭管理が出来ていないなどは、個人的には自立出来ているとは言えないと思いますし、また自分が何かしらの不満を持っている事に対して会う度に延々とそんな話しかしない(多少なら気分転換には必要ですが)事も、相手に対して『この人は自分の話を聞いてくれる』と言う一種の甘えであり依存であると思います。
また作家同士の中でありそうな事は、一方が作家として活動的であったり人気作家として顧客が多い場合などは、その作家さんの顧客やブランドを利用して自分の作品を売り出そうとしたり、一緒にいる事で恰も自分も有名作家の様にふんぞり返る様な人は、その作家さんを私利私欲の為に利用する気満々の人であり、これは説明するまでもなく作家として自分で行動する気がなく、虎の威を借る狐の如く自分よりも知名度や収入がある作家さんに依存しています。
こう言った依存関係では、当たり前ですが片方が一方的に利益を吸い取る様な形になってしまうので良好な関係なんて築ける事はないと思います。
もしも損得勘定抜きで心友として付き合いたい人がいるのであれば、まずは双方が自立している事が大事になるのではないでしょうか。
まとめ
良い友人と出逢う為には人間関係で多少の痛手を負う事は勿論、自分自身が相手に依存する様な事がない様に精神的に自立する努力を怠らない事が大切であると思います。
精神的な自立には昨今話題である多様性の理解について正しく理解する事、自分の価値観が絶対善と言う決め付けを捨てる事、他人の意見を押し負かす様な強硬な姿勢を持たない事など、少なくとも自分の世界に籠って自分に都合の良い情報しか流れて来ない環境にいては、双方にとって望ましい良好な友人関係を築く事は出来ないのではないでしょうか。