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蟲人(むしひと mushihito)
1989/1/26 ♀ 日本在住
県立越生高等学校美術科卒業 東洋美術専門学校卒業
『オオミズアオ』『月』『死生観』をテーマにした作品を中心に描く画家。
物心が付く前に画用紙にペンで絵を描いたものを、当時大好きだった保育園の先生に褒められた事で絵を描く喜びを知り、以後はアルバイトをしながら画家として活動している。
小学生の頃に偶然見ていたテレビ番組で『地獄』の特集を見た事で、『死』に対して大きな恐怖感をトラウマとして植え付けられたが、その瞬間から『死とはなんなのか?』と常に考える様になる。
中学生の頃、図書館の奥に置かれていた『原爆の絵』を見付けると、広島と長崎に投下された原子爆弾、原爆によってもたらされた惨状、原爆によって亡くなった人達や生き残り後遺症に苦しむ生存者など、原爆に関する資料を読み漁る。
美術系の高校に通っていた頃、夜遅い学校の帰り道で見付けた真っ白な蛾『オオミズアオ』と出逢い、その美しさ、神秘的な雰囲気に一瞬で心を奪われ、以後脳裏に鮮明に焼き付いて離れなくなっている。
卒業後は様々な展覧会へ作品を出品するも、全く選ばれない現実に一度精神が荒み、2年程絵を描けなくなった事もあったが、その際に『オオミズアオ』の美しさや神秘的な雰囲気を自身の中で再構成し描いた作品が京都で開催されていた展覧会に入選し、その出来事を機に画家として生きる事を決意した。
現在はアルバイトのみで画家活動を続けている傍ら、最近は現代社会の在り方やそこで生きる人間の心の疲れなどにも興味を持ち始め、『自分の人生を悔い無く生きる為にはどうすればいいのか?』と言う疑問を、自分なりの考えをブログなどで発信している。
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